乳癌を乗り越えて(NKさん)
先生こんにちわ。
先日の野草つみはお疲れ様でした。貴重な体験をありがとうございました。
よもぎを持ち帰り、庭にうえました。
成長が楽しみです。

あっという間の半年間でした。お教室に通いはじめて、今までの自分自身と生活すべてが変わり始めました。
先生のお教室は、体だけでなく、心を健康にしてくださる、他にはないお教室だと思います。
先生の本との偶然の出会い、このご縁がなければ、今こんなにも穏やかな気持ちで毎日を過ごす日常はなかったのではと思います。

約一年前、乳ガンを告知され、精神的にかなり参ってしまい、体だけでなく心もすっかり病人になってしまいました。
(身内には一人もガンはおりません)


その頃の体調…常に風邪をひいていて全く治らず、常に薬を飲んでいる状態。めまい、肩こり、便秘、頭痛、

胃腸障害、花粉症など。体調がよい日は1日もなく、特に冷えはひどいもので、夏でも体は冷たく、

運動したり暖かいものを食しても汗はまったくかかない。


食生活…飲酒、喫煙、外食好き(ファーストフード、パスタ、ハンバーグなど洋食中心)。あまり料理をしない

(レトルト食品、お惣菜などよく利用)。病気をするのは体力が足りないせいだと、意識してよくお肉、

乳製品をたべていました。(毎日多量に)

ふりかえると、相当ひどい生活をし(食事含む)また、家族にもそういった食事をだしていました。

(家族は、喘息、花粉症、アトピー、低体温)病気にならなければ、ずっと気づく事なく、その生活を続けていたとおもいます。


6月頃…知人にマクロビオティックをすすめられ、本を読み、肉を避け、玄米をなんとなくたべていましたが、まだまだ魚や

果物はたべていました。家族も同じ食事を出していましたが(玄米)、急に食事が変わり、『おいしくない』『肉が食べたい』

など不満がでる。しかし、子供の慢性の便秘が少し改善。

いつもは一週間以上でないが、2〜3日に一度は大きな便り(バナナ)が出るようになる。

体重がぐんぐん減り始める。体は軽く、滋養強壮剤などなくても、1日起きていられるようになる。

(今までは栄養ドリンクなどないと、1日起きていられず、コーヒーなどで無理やり体を動かそうとして多量に飲んでいた)

7月頃…一回目の手術

手術にあたり絶食絶飲を体験。数日間、口臭、口のまわりに粘膜状の分泌物が多量につく、めまい、頭痛などが続く。

あまりのつらさに鎮痛剤をのむが、ほぼ効かず、数日間苦しむが、ぴったり症状はおさまり、退院後の回復もはやく、

数日後にはお教室まで通える位に回復。


8月頃…玄米をたべはじめ、約3ヶ月で体重が10キロ減る。あまりの痩せぶりに周囲も心配、自分も不安であったが、

気づくと常にひいていた風邪をひいてない自分にきづく。

しかし一日中だるく眠い。

9月頃…恭子先生の本に出会う。病気への不安が消えず毎日つらい気持ちでいたが、食事で病気が治る!とすごく前向

きで明るい気持ちになる。他の本には書いていなかった事、わからなかった事がたくさん載っており、不安が解消される。


10月頃…遠くて通いきれないと思っていた教室(片道3時間)に、『通ってみよう!』という元気がでてくる。

先生にお会いして、教室での食養講座やお話、先生の笑顔で病気が治る気持ちになってくる。

減り続けた体重も止まる。好転反応とアドバイスをくださり、玄米食への不安も解消。

顎に湿疹が出る。

二回目の手術。再び絶食&絶飲で、断食のような体験をする。(数日間一回目と同じような症状が出る)
家族は五分づき米にする


11月頃…引き続き風邪もひかず、まわりからも『今年はどうしたの?』と言われる。家族も常に風邪をひき、

病院に通ったり喘息の吸入をしていたが、全員薬を服用しなくてもよい位調子がよい。

まずは、おかずの食べすぎに注意をし、主食をきちんと食べるよう(主食5:副食3を守る)意識する。

三種の神器(ひじきれんこん、きんぴら、しぐれ味噌)は必ず食卓に出す様にする。

毎年ひどかった秋の花粉症がでなかった!(小学生から悩まされていた症状から解放され、しんじられない気持ち!)


12月頃…嗅覚、味覚が敏感になり自分や他の人の体臭が鼻につく。

家族が背中など同じ場所に湿疹が1ヶ月出つづける。風邪をひいたかなと思うときは蓮根湯をのむなど、

いろいろお手当てをやってみるようになる。家族もつくって!というようになる。


1月頃…体調も、良いときと悪いときの波がある。

お教室に通いはじめて、少しずつではあるが、なにをどう食べていったらよいかという事がわかりはじめたので、

今まで神経質に『あれはダメ、これもダメ』でギツギツしていたのが、制限をゆるめる事ができ

(ストレスが緩和)食事を楽しめるようになる。

清々しくすっきりと目覚めるようになる。
(早起きできるようになり夜更かしはできなくなる)


2月頃…食事の量がセーブできず過食。(パン、パスタ、ナッツ類が食べたくて仕方ない)

体重が増え始める。一日中だるく眠い。顔の湿疹が悪化。


3月頃…食が乱れると、便が臭くゆるくなり、体臭がきつくなる。(頭皮のにおいなど鼻につく)

先生の話を繰り返し思いだし、考え方を変えていけるよう、病気が治る自分になれるよう意識する。

食べ物をたべて、体が暖かくなり、時には汗をかいたりするようになってくる。

玄米食をはじめる前と(6月以前)3月頃の血液検査の結果でよくなかった部分もかなり改善



日々意識して気を付けてきたこと

・おかずとご飯の割合

・動物性、化学調味料をさける

・甘いもの、お砂糖をさける(家では料理にはつかわない)

・よく噛んでたべる

・和食にする


たった半年では、体調にあわせて食べ方を変えたり、陰陽の事なども含め、まだまだわからない事だらけです。

教室にコンスタントに通うことで、食事をセーブしていくことができ、また学んでいく事ができるのだと思います。

(授業から日がたつにつれ、だらけてくる)

病気は、食べ物(食生活)が大いに関係していると学び、またそれだけではなく自分の中にも原因はあると学びました。

大きな病気になってしまった自分自身を変えるには、かなりの時間がかかる事と、そうたやすい問題ではないと思います。
焦らず、心穏やかに、感謝の気持ちをわすれず(今はどれもまだなかなかできないので、意識して心がける)いつか病気

が治る自分になれる様、先生のもとで学んでいきたいとおもいます。
これからもご指導宜しくお願い申し上げます。

 恭子から一言
 初め、私は、3時間もかけて通ってくださっている、ということに気がつきませんでした。それくらい、熱心にしずかに穏やかに学んでくださいました。

ある程度、マクロビオティックを実行してから、私の教室に通い始められたかたです。教室に通われ始めた頃は、ちょうど、好転反応で顔に湿疹ができていました。

教室で、それが好転反応とわかったこと、入院中の食事、など、こころが安定し穏やかになるように、お話ができたことも良かったと思います。

心が穏やかでいること、は、食事と同等に大事な事です。

病院の食事もそんなに悪のかたまりのような食事ではありません。玄米にかわる、「ギャバ]などを持参して、あとは、白米と、野菜中心に摂り、肉類、乳酸飲料、ジュース、牛乳、果物、デザートを止めておけばいいのです。

目先の病気を治すのではなく、病気が治る(自分)運命になる、という、わかりにくいことも、お伝えすると、理解してくださり、根本からの改革をめざしてくださっています。

私も、それに答えられるように、ともに歩んで生きたいと祈る思いです。